AVIRIVAファンミーティング  参加者アンケートへの返答

2019年9月14日に開催されたAVIRIVAファンミーティングでの、参加者からいただいたアンケートへの返答です。

当日、時間内にほとんど返答することが出来なかったので、改めてこの記事にて返答します。

ご参加された方はご自身の質問を見つけてみてくださいね!

 

AVIRVAファンミーティング2019 Q&A

スキー技術等の全般的な悩みがあったらお聞かせください。

スキー歴10年 男性
なかなか上手くならない。ロングターンで特に右ターン時の内倒癖がなかなか直らない。

TakehiroSaito

スキーってある程度上達するとなかなか進歩しないですよね、僕もシーズンでできること1つか2つくらいです。一緒に頑張っていきましょう!

内倒癖ですが、即効性のあるのは肩の傾きのトレーニングをすることですね。横滑りの連続で、肩をフォールラインに向けて滑っていくのですが、その時に肩のラインが傾かないように斜面に平行になるように維持します。特にスキーを左右に入れ替える動作を行う時に肩がブレると思うので、そのタイミングこそ内倒が出始めるタイミングの可能性があるので、そこをしっかりと肩がブレないように維持したままスキーを動かしてみてください。慣れてきたら、横滑りに少し弧を描く感じを出して、実際の滑りに近づけていきます。この時もいきなりカービングにせず、まずはズレを使った中で肩のコントロールが出来ているか確認しながら行ってみてください。ポイントは両足の荷重バランスです。荷重バランスが極端に変わったり、後傾になりすぎたりすると内倒しやすくなるので、足裏全体で左右の足に乗ったまま滑り続けることを心がけてみてください。

あとは、2段階くらいに分けてスピードを上げて、さらに実際の滑りに近づけていくという感じですね。イメージつきますか?ぜひ試してみてくださいね!

 

 

スキー歴20年 男性
よく足首を強く曲げた状態で滑ると良いと言われるが、意識しすぎると全体的なバランスが崩れやすくなるが、全体的なバランスをどのように考えた方が良いか?

TakehiroSaito

教える人によっても足首のポジショニングが違ったりしますが、僕が考えている足首(スネの角度)の考え方は、「ブーツの前傾をそのまま使って滑っていく」というのを基本としています。なので、脚の曲げ伸ばしをしたり斜度の変化によってもブーツに対してスネの角度が変化すると思いますが、それを極力ブーツの後ろや前にスネを押し付け過ぎないように滑るようにという感じです。

なぜ、こうしているのかというと、ブーツの前後に強くプレッシャーがかかると、スキーに対してセンターに乗り続ける事が出来ず、スキーが上手く扱えなかったりするんですね。ある程度センターに乗る事ができて、逆に表現として前後にバランスを動かして滑る技術を使うというのも全然ありだと思いますが、センターに乗り続けるポジショニングができていない人が、ポジションを動かすような滑りをすると、滑りがブレ過ぎてしまって安定しないんです。

なので、足首をどのくらい曲げるかという質問に対しては、「ブーツのタングをスネで軽く押してるか触れてるくらいのポジションでスキーに乗り続けるのが良いと思います。」という答えになります。

 

 

スキー歴30年 女性
ありすぎて書ききれません

あらま!雪上でお会いしましょう!

スキー歴25年 男性
左右バランス

TakehiroSaito

「左右バランス」との記載だけでしたので、もう少し当日に僕が質問を深掘りできればよかったのですが、時間が足りなくすみません!

ひとまず、憶測ですが左右バランスについて話してみますね。

左右バランスって基本的には普段の生活習慣からきていると思うので、スキーのように左右均等に使う(表現する?)スポーツにとってはなかなか難しいところでもあると思います。そもそも心臓も真ん中にありませんし...

ですので、ある程度基本的なポジショニングができていたり、技術的にもレベルアップしていくことに極端に妨げにならないようであれば、左右差を直すようなトレーニングにハマりすぎるのも時間がもったいないとも思うんですね。

ある程度整ってバランスがとれてきたら次のステップへ移っていく、その中でもしレベルアップの妨げになるような左右差であれば直しつつ、次のステップを意識して滑るというのが良いと思います。

あと、内足と外足のバランスということであれば、これは当日もお話ししましたが、基本的に僕の考えは5:5で乗り続けるとしていて、もちろん外力がかかると外足の方に多く圧を感じますが、自分から荷重するのはあくまで5:5にしておくと、バランスもとりやすいですしリカバリーも早く速く行う事ができるので、5:5の考えをオススメしています。

 

 

 

スキー歴25年 男性
スキーの性能を生かして滑りたい。

TakehiroSaito

これは僕も日頃から心がけている事ですね。というか、その意識がないとスキーを思ったように動かすことも難しいので、前提として必要な考えだと思います。

では、スキーの性能を生かすためにどうすれば良いのか?ということですが、僕がやっていることは、まず「乗るスキーの性能(感触)を知ること」です。皆さん自然とやっていたりすると思いますが、新しいスキーに乗ったらいきなり全力で滑らないですよね?例えば、「横滑りで滑ってスキーの撓みを感じながらスキーの硬さや返りを確認したり、エッヂの感触を確認する」「ちょっと斜度のあるところで力を抜いてカービングでタラタラ〜っと滑って、改めてスキーの返りを感じたり、スピードを出した中でのトップのグリップ感やテールの張りを確認する」・・・

そんな感じで、まずはスキーの性能を雪上で確認して、そのスキーの性格というかそういうのを知っておく事が大事ですし、あえて他の人のスキーを借りて履いてみる事で自分のスキーを知ることもできると思います。

これができた上で、柔らかいスキーであれば、脚の曲げ伸ばしを全力でやってしまうとふにゃふにゃ撓みすぎて安定しないので、脚の曲げ伸ばしは優しめに柔らかく使っていく必要がありますし、そもそもスキーによってもポジショニングがちょっと前寄りで乗った方が良いスキーなのか、後ろ目で乗った方が良いスキーなのかが見えてくると思います。

ポジショニングに関しては当日もお話しした通り、真ん中に乗り続ける事が大事だと思いますので、そのために自分の感覚としてちょっと前めで乗ると、スキーに対してはセンターに乗れてるとか、そういう自分の感覚と客観的?なポジションのズレもあるので、どう乗ったらそのスキーに対してセンターに乗れるのか?を探してみると良いと思います。まずはこれが大事ですね。ポジションが安定するとスキーの性能はだいぶ引き出しやすくなると思います。

 

 

 

スキー歴30年 男性
こぶでの滑り方。

TakehiroSaito

今回参加してくださった方は上級者からそれ以上の方が多いので、基本的なこぶの滑り方はいつも聞いていると思うので、省いて解説してみますね。

 

ある程度こぶに入って滑れるようになってくると、やっぱり綺麗に・アグレッシブに・ちょっとスピードを出してみたり・安全に滑れるようにという気持ちが出てくると思います。

で、そんな気持ちにお答えするワンポイントですが、コブを滑る時の一つの滑り方として、「谷足に6割乗って滑る」というのがあります。(もしすでにやっていたらごめんなさい!)

 

どうしても最初は外足内足で考えて、外足にメインで乗って滑ると思いますが、そうするとこぶに当たっていく時に外スキーがしっかり撓んで発射するポジションに突入します。準備万端ですね。そしてスキーは気持ちよーく前に飛び出していくのですが、タイミングが遅れたりポジションが後ろのまま突入してしまったりすると、見事に置いていかれるわけです。

スキーが発射してしまうパターンで説明しましたが、基本的にこれはうまくポジショニングができていないから起こることで、綺麗に滑ったり安全に滑るためにも、こぶなりのポジショニングが必要になってきます。

 

では、どうすれば良いのか?ですが、先ほどお伝えした「谷足に6割乗って滑る」というのをぜひやってみてください。外足と内足で考えた時のイメージはターン前半からターン後半で切り替わる感じですよね?Cでイメージするのが外足内足の考えです。それに対して、谷足山足というのは、ターン中盤から次のターン中盤までという流れでイメージします。Sのイメージですね。

もうわかってきました?頭にクエスチョンが出ている方もこれから説明するので安心してください。

 

とりあえず、山足よりも谷足に多めに乗って滑ってね!ということなんですが、どういうことかというと、ターン中盤から次のターン中盤まで谷足に多めに乗りっぱなしで滑っていくんです。なので、ターン後半は外足に多めに乗っていて、切り替えて次のターンに入るまでその足に多めに乗っているので、次のターンの内足に変わってターン前半のスキーを回旋していくところまで内足に乗ったままコブに入っていくんです。

 

最後に内足外足の表現が出てきたので、ややこしくなっている方もいるかもしれませんが、谷足山足で考えると、谷足に多めに乗りっぱなしで滑るのですが、外足内足で考えた時には、外足から内足に切り替わっていくところまで乗り続けてねって言うことなので、どちらの表現が分かりやすいかは皆さんにお任せします。

僕は山足谷足で考えるとこの滑りがイメージしやすいので、山足谷足で解説していると言う感じです。

 

話を戻しますね。

 

で、「あれ?結局はコブに当たりに行く時は外足多めで滑ってるじゃん」と思う方もいると思います。解説します。
この山足谷足の考えで、コブの場合はもう少しだけタイミングをズラします。ターン中盤から次のターン中盤で切り替えていたのを、時計でいう5時7時くらいを切り替えのタイミングに持ってくるんです。感覚でいうと、コブにスキーが当たる時くらいです。コブに当たる時に初めて谷足(外足)に乗り換えるようすにると、コブを超えてから次のコブに当たるまでのタイミングでその前の谷足(内足)でコブを削りながら降りているので、びっくりするくらいスピードのコントロールができます。

 

この時に重要なのは、荷重配分を谷足に多めにすると、ターン前半で上体を内倒するように傾けてしまう方もいるのですが、そうならないように山足にもちゃんと荷重を残しておくこと。あとは、谷足でコブを超えながら脚を回旋していく時に、脚が横に傾かないように立てた状態で回旋していくことです。傾けるとエッヂが立ってスピードが出ちゃいますからね。

 

ということで、こんなイメージで滑ると、コブでのスピードの変化が極端にならないので、ポジションがすごくとりやすくなります。ぜひ試してみてくださいね!

 

 

 

スキー歴25年 男性
検定本番に練習の時のような滑りができない。

TakehiroSaito

あるあるですよね。僕も経験ありますが、逆に練習通りの滑りができる時もあるので、その時とそうでない時の違いを話してみたいと思います。

基本的にメンタル的なところが大きいと思うので、今回はメンタル的な部分で解説しますね。

僕も慣れない大会などはどうしても緊張してしまったり、滑りに集中できず気持ち的にふわふわした状態で滑りだしてしまって、思うような結果にならないという経験があります。せっかく練習したのに練習の滑りが出なかったらすごく悔しいですし、なんのために練習してきたんだろう?と思ってしまいますよね。

でも、逆に必要のない緊張をせず、滑りに集中することができた時もありました。なぜこのような状況が作れたのかというと、「普段から実際に大会に出る人と滑ったり大会に似た状況で滑ることがあったから」です。

よく、「大会の本番をイメージして滑りましょう」というアドバイスを聞いたりしますが、これはイメージなので、なかなか効果は薄いです。よっぽどイメージ力の強い人でない限り通用しない方法だと思います。

それに対して、「普段から実際に大会に出る人と滑ったり大会に似た状況で滑る」というのは、状況そのものがちゃんと本番に近い状態なので、結構効果があります。

特に効果的なのは、大会(検定)に出る上位の人(合格しそうな人)と滑ることですね。

大会(検定)当日、参加者の中に知ってる人が一人もいなかったらそれはもう緊張しますよね、場違いというかそんな感覚に陥って、なかなか集中できないと思います。

逆に、参加者の中に知ってる人が5人でも10人でもいたらどうでしょう?話すことができるので気持ちも落ち着きますし、いつもと同じ状況なので、落ち着いて滑りだすことができると思います。

人によっては普段からそういった環境を作ること自体が難しいという方もいると思いますが、そこはどうにか頑張って作りたいところですね。例えば僕だったら、全日本技術選の大会の前に、トップ選手の中に意地でも入って一緒に行動する期間をなるべく作りました。これは滑るときだけでなく、ご飯を食べる時や宿で飲んでる時などもそうです。

正直居づらかったですが、当日大会の雰囲気に飲まれない為に、そして成績を出すためにそんな行動をしていました。これは効果抜群でしたし、実際に成績も一気に上がりました。

何度も言いますが、ポイントは「上位の人(受かりそうな人)と行動する」です。一緒に大会(検定)に出る人でも自分と同じくらいのレベルの人や受かるかどうか微妙な人だと、その人自身も緊張していたり雰囲気に飲まれるタイプの可能性もあるので、そこは心を強く持って、一緒に行動するべき人を見極めてその人と行動する時間を作ってみてください。本当に効果抜群です。

スキー歴30年 男性
上手になりたい。膝が痛い。

TakehiroSaito

上手になりたいですよね。

やはりある程度レベルの高い人は、一つ一つの動きの精度を上げていくことが重要になってくると思うので、スキー以外のところでのトレーニングをしっかりしておくことも大事です。

当日もお話ししましたが、スキーばっかりやっていて上手くなるのであれば、プロの選手もそのスポーツだけやっているはずですが、そうではなく体幹トレーニングや筋トレ、ウェイトトレーニング、有酸素運動やその他のスポーツなどをすることで、体を動かすことそのものの精度を高めているわけです。

その時には全てをスキーに繋げて考える必要はなく、あくまで体を動かす能力をあげることに集中して行い、結果的にスキーに繋げていくことで、スキーの上達に繋がってきます。

僕も、技術選に出場していた頃に一番成績が出たシーズンは、以外と雪上の時間は短かったです。その代わり、スキー以外の雪上に立てない時間に、トレーニングをしっかり行ったり、普段の生活での意識づけで成績をあげることができました。

膝の痛みに関しては正確なことはわかりませんが、もし滑っていて痛みが出るようでしたら、脚の使い方が膝に負担の掛かる使い方をしているかもしれませんね。

膝は横にも前後にも動くので、特に注意したいのは横方向の動きで、基本的に前後の動きに関しては問題ないですし、使うことでスキーを安定したポジションで滑っていくのですが、膝の横の動きはなるべく使わない方がいいと思います。僕も普段から膝を横に動かすような操作は極力していません。

傾きを作っていく時、スキーのエッヂングなどは膝支点ではなくもっと高いところを支点として行うことで、膝は横に動かさなくて良くなります。他にも、もしかするとスキーに対して膝の向きが内か外に向いてしまっていたり、そうなるように操作していたら、それは膝が痛くなる原因を作ってしまっている可能性が高いので、スキーの技術的にも膝が痛くならないような操作方法を身につけていく必要があるかもしれませんね。

スキー歴25年 男性
色々ありすぎです・・・。

TakehiroSaito

色々ありすぎるとどこからやっていけばいいか分からなくなりますよね。

当日お話しした齋藤メソッドの内容、あんな感じでスキーの技術を分けて整理しつつ、一つ一つ確認しながら精度を上げていくと上達しやすくなりますし、わけがわからないという状態に陥らなくなると思うので、もし良かったら自分なりにこれまで身につけてきた技術を体系的にまとめてみてください。

まとめると理解できていないことも見えてくると思いますし、そうすると、またそれもそれで楽しくなってくると思います。

スキー歴30年 男性
内足が外足と同調しない。三角窓ができる。

TakehiroSaito

ファンミーティング終了後に直接お話ししましたので、すでに理解はできていると思いますが、参加されていない方や同じく悩んでいる方に向けて、ざっくりですが解説してみます。

ちなみに、この課題は僕、結構得意です。
※三角窓がわからない方は「スキー 三角窓」で検索してみてくださいね。情報出てきます。

さて、両足が同調しないという方にまず確認して欲しいのは、「回旋」という操作を行っていますか?ということです。回旋というのはスキーをする上で基本的な操作であり大事な操作ですが、近年特にスキーが進化しているので、回旋という操作をほとんどしなくても滑れてしまいます。スキーが撓んで弧を描いてくれるからです。

なので、自分からスキーを回旋させていく操作をしていない人が以外に多いのですが、この回旋という操作をしていない、もしくはコントロールできていないがために、両足が同調せず三角窓が出てきます。この場合の三角窓は、スキーヤーを前方から見たときの三角窓というよりも、横方向から見たときの三角窓になります。

どういう状況かというと、内足が外足よりも前に出すぎてスネが立ってしまい、外足は自らの荷重や外力によって圧がかかり、スネが前に倒れた状態による三角窓です。イメージできますか?

X脚の方は、立っている時点で前方から見たときにすでに三角窓の雰囲気が出ていますが、回旋操作がうまくできていないだけの方は、立っているときは三角窓は出ていません。

X脚の方はまた別のトレーニングが必要だったりもしますが、そうでない方は、この回旋操作をまずはコントロールできるようになることが大事です。あと、荷重バランスも極端に外足に強くなりすぎないようにするのも大事ですね。

回旋操作に関する細かい方法は僕のオンラインスクールで有料にてレッスンしているので、ここで詳しくはお話しできませんが、興味ある方はオンラインスクールもチェックしてみてください。

ファンミーティングに参加された方は、特別にお話していますので、ファンミーティングの時にお話ししたことを思い出してみてくださいね。

 

 

 

スキー歴25年 男性
コブ・不整地が苦手でうまく滑れない。

スキー歴25年 男性
コブのポイントはズバリ何でしょうか?

スキー歴39年 男性
コブの滑り方。

TakehiroSaito
前の方の質問にお答えしたコブの滑り方が参考になると思います。ぜひ試してみてください!

スキー歴20年 男性
ポジションの高さを低くしたいのですが、なかなか低くできません。

TakehiroSaito

これはですね、「低いポジションを作る動きに慣れていない」か、そもそも「低いポジションを作れる筋力がない」というのが考えられます。

まず、低いポジションを作る動きに慣れていない事に関してですが、スキー以外でこのポジションを作る動きって、トレーニングでスクワットをしている人以外ほとんどしない動きなんですよね。似ている動きとして、物を拾う時や椅子やトイレに座る時がありますが、これは実はちょっと動きとしては足りていなくて、「背中をあまり前に倒さずに、お尻の筋肉が伸びるように股関節メインに曲げて膝も軽く曲げながらしゃがんでいく」という動きが重要なんです。

これを普段の生活で意識してできている方ってそう多くなくて、だいたい背中を前方に倒して物を拾ったり椅子に座ったりすると思うので、お尻の筋肉が全然使えてないんです。なので、雪上でいきなり低いポジションを作ろうとしても、そもそもその動きに慣れていないので、物を拾う時や椅子に座るときの体の使い方が出てきてしまって、お尻が高いまま体を曲げていて思ったより低いポジションになっていないという感じになってしまいます。

もう一つ、低いポジションを作る筋肉がないというのも、そもそもその動きに慣れていないのですから、筋肉が弱っていたり付いていなかったりするわけで、特に外力の強いスキーで低いポジションを作るとなると、自分の体重を持ってスクワット出来るくらいのお尻(体幹とかも必要ですが)の筋力は最低でも必要になってきます。

このスクワットを行うというのは、スキーを抜きにしても健康的にすごく良い運動なので、まずは日常動作にスクワットの動作を組み込める場面があればぜひ組み込んでみてください。脚を伸ばしたまま背中を前方に倒して物を拾ったり靴紐を結ぶのではなく、背中をなるべく倒さずに股関節をメインに曲げながらしゃがみこみ、最後に物を拾うために必要な分だけ手を伸ばしたり背中を前方に倒す。そして起き上がる時も背中を前方に倒してお尻からあげるようにせず、背中をなるべく立てたままお尻の筋肉を意識して立ち上がる感じです。腹筋に軽く力を入れながら行うのも忘れないでください。反り腰になると腰を痛めてしまいます。

椅子に座ったりするときもこの動作を意識して行うことを習慣にしていると、いざ雪上に行った時にも正しい体の動き方で低いポジションが作れるので、怪我予防にもなりますし、思ったように体が動いてくれて低いポジションを作ることができます。

可能であれば、トレーニングの時にウェイトトレーニングも組み込んでみると、更に安定した動作でポジションが作れるようになるので、少しづつで良いのでウェイトトレーニングも行ってみてください。順番を間違えないでくださいね。正しい動きを覚えてからウェイトトレーニングに移行しないと、トレーニングの時点で怪我をしてしまう可能性もあるので、必ず動きを正確に行うことを優先してください。

スキー歴?年 男性
ターンのリズムメイク。大回り小回り共に。

TakehiroSaito
お、これはどう悩んでいるのかちょっとわからなかったので、これを読んだら僕に直接メッセージください。改めて確認して返答したいです。

スキー歴20年 男性
テクニカルを目指しているけどなかなか受からない。足を横へ押し出せない。

TakehiroSaito

プライズ検定(テクニカル・クラウン)になるとグンとレベルが上がったような感じがしますよね。

足を横に押し出せないとのことですが、この悩みを持っている方も結構多いです。

早速ですがお答えしていきますね。
足を横に押し出せないという方の原因として、「自分自身の移動(落下)を忘れてしまっている」というのがあります。どういうことかというと、切り替えからターン前半のタイミングで、本来ならばまずは自分自身(重心)をターン外方向に落下させることが重要なのですが、自分自身の落下が定まっていないのに足を横に出そうとしてしまうんです。

これが起こると、仮に足を横に出せたとしてもその出した足(スキー)に体がついて行ってないので、圧がしっかり乗っていないため、スキーはただ落下するだけでなかなか足元に戻ってこないという状況になってしまいます。結果的にテールを振ってスキーを足元に戻したりするので、スキーの走りも出せずに止めるエッヂングになってしまいます。

では、どうすればいいのかというと、まず、前のターンからの流れをしっかり使いながら、切り替えた後にそのまま次のターン外方向に自分自身を落下させます。まずは自分を横に移動させるってことですね。そして、その体制ができてから脚を伸ばすと、スキーに重心が着いて行っているので足場が安定して足も横に出しやすいですし、スキーにしっかり圧がかかった状態で足が出せるので、スキーも綺麗に弧を描きながら走るように戻ってくるわけです。

言葉で書いているので段階的になってますが、段階的でありつつも結構一瞬の出来事です。しかし一瞬の出来事だからこそ、何かが抜けていたり順番やタイミングがズレてしまうと思ったようにスキーは動かなくなるので、まずはゆっくり動きを確認して、徐々にリズムをあげて行ってみてください。

いきなりハイスピードで試してもほぼできないと思います。僕もそうです。朝一はゆっくり丁寧に確認、それからリズムを上げていきます。テクニカル頑張ってくださいね!

まとめ

ということで、今回はAVIRIVAファンミーティングでのアンケートの中から、【スキーの技術等全般的な悩みがあったらお聞かせください】にいただいたコメントに返答させていただきました。ファンミーティングに参加されていない方にも参考になればと思い、今回は記事にしてみました。

ファンミーティングでは、更に細かい僕の技術的なことや意識していることなども話させていただいています。また来年開催すると思いますので、ぜひ参加してみてくださいね!

そして、AVIRIVAブーツも是非是非試しばきしてみてください!これまでになかったようなフィット感と操作感が味わえると思いますよ!

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