僕が運営するオンラインサロンにて質問コーナー"それ、齋藤に聞いてみたら?"を設けています。そこに頂いた質問にお答えしている動画です。
Q : 基礎スキーとアルペンの違いってなんですか?
よく基礎スキーが基本だとかアルペン(競技)が基本だとか、そういう議論を目にしたり耳にすることがありますが、今回の質問に対して僕なりの意見として回答させていただきました。
基礎スキーと競技スキーは別ジャンルではない
僕の考えとして、基礎はあくまで基礎スキーであって、そこから枝分かれするようにフリースタイルやモーグルやテレマークがあると思っています。なので、競技スキーも同じように基礎スキーから枝分かれしたジャンルだと思っていますので、どっちが正しいとかそうゆう話ではないんじゃないかなと思っています。
基礎をやってから競技が早くなった
僕は高校を卒業したと同時にインストラクターの世界へ進んでいきました。元々競技をやっていた頃からコーチの話も聞きつつ周りが当たり前にやっていることでも自分の疑問に思うことは改めて考え直してみたり、滑りながら実験して自分の考えで滑っていた部分があります。
そして、インストラクターになって指導法を学んだりスキーの技術の組み立て方を学んでいくうちに、更にスキーへの理解が深まり、競技をやっていたころに悩んでいたことが解決したり、そもそも分かっていなかったことを知ることによって、以前よりも早く滑ることが出来るようになりました。
今は競技よりも他のことに興味があるため競技はやっていませんが、今思えば競技をやっている初期の段階からもっと基礎を学んでおけばよかったと思っています。それも競技のコーチからではなく基礎をちゃんと理解して指導ができるインストラクターから。
よりスキーを楽しむために
競技・モーグル・フリースタイル・テレマーク。ジャンルは様々ありますし、その中でも種目によって動き方も変わってきます。枝分かれしたジャンルに進んで楽しみを追求していくと、滑りが一辺倒になりがちです。そんな時に、スキーの基本として一旦基礎に戻ってみてポジションや動かし方などを改めてやってみることで、自分の滑りを更に強く楽しくしていくことができると思っています。
そんな思いを込めて今回の質問にお答えさせていただきました。
是非動画も合わせてご覧ください^^
https://youtu.be/nB0iq3uJz2w